【注意喚起】イスラムの断食中に旅行に行って大変な目に遭った話。ラマダン徹底解説

こんにちは、とりっぴーです!

皆さんは、イスラム教のラマダン月について ご存知でしょうか?

私は、以前マレーシアに旅行に行った時期がちょうどラマダン月だったのですが、詳しく知らないまま行ってしまい とても大変な目に遭ってしまいました。

今回は、そんな体験談を踏まえ 皆さんにラマダンの詳細と、失敗しないラマダン月の旅行の仕方をご紹介したいと思います。

お互いの文化を尊重・尊敬して失礼のないように、楽しんで旅行できるように この記事がお役に立てることを願っています。

それではどうぞ!

イスラム教とは

イスラム教は、唯一絶対の神 アッラー(イスラム語でアッラーは神)と、その使徒である ムハンマドの言葉『コーラン』を神の言葉と認め 信仰・従う一神教です。

「イスラム教徒(ムスリム)は、神に身を捧げた者」 とされ、その信者達は西アジアを中心に世界に広がり、仏教・キリスト教とともに世界三大宗教になっています。

2017年時点で 全世界に16億人以上のイスラム教徒がいると言われており、イスラム教徒は世界人口の平均成長率より2倍近いスピードで増えており、宗教別の人口では、2070年までにキリスト教と肩を並べ、2100年にはキリスト教を追い越し、世界最大の宗教になると言われています。

イスラムとは、その言葉だけで神への絶対的な帰依、服従を意味し、イスラム教徒は、信仰の告白、礼拝、喜捨、断食、聖地メッカへの巡礼からなる 5つのルール、および神の教えで定められた行為を遵守しています。

イスラム教の5つのルールとは

①信仰告白

信仰告白とは「アッラーの他に神はなし、ムハンマドはアッラーの使徒である」とアラビア語で唱えることで、他宗教で唱えられている神も含めて、アッラーこそが唯一神であることを意味します。この信仰告白を、イスラム教の施設であるモスクにおいて、宗教指導者や信徒の前で行います。

②礼拝

聖地に向かって礼拝する行為で、メッカ(サウジアラビア)にあるカアバ神殿の方角へ向かって、早朝 (ファジュル)・ 正午過ぎ (ズフル)・ 午後 (アスル)・ 日没後 (マグリブ)・就寝前 (イシャー) と1日5回行われます。

③喜捨

これは、困窮者への寄付を意味し、集められたものは、生活困窮者や修行者・新たに改宗した方などに用いられます。現在のサウジアラビアなどでは、喜捨は国が収集する税金として定められています。

④断食

これは、イスラム歴におけるラマダン月の間、日の出から日没までの時間に行われます。逆に日没から日の出までの間に至っては食事をたくさん取ることを推奨されています。

また、旅行者や妊婦、病人、乳幼児など、きちんとした理由がある人は免除されているほか、断食を行っている期間は、空腹を紛らわせるために、礼拝の時間以外は睡眠することも問題ないとされています。 飲食の他に、喫煙、性行為、不必要な投薬、嘘、喧嘩も禁止事項に含まれています。

⑤メッカ巡礼

イスラム教徒ならば一生に一度は行うべきとされる、聖地メッカ(サウジアラビア)への巡礼です。これはハッジとも呼ばれ、無事済ませたものは尊称が与えられ、イスラム共同体の中で尊敬を集めます。

イスラム教の食事情【ハラール】


イスラム教では、食べていいいものと、食べてはいけないものがあります。ハラールはアラビア語で「許される行為・物」と言う意味で、ハラムは「禁じられた行為・物」という意味になります。

ハラールフード

鶏肉、牛肉、羊肉(その家畜の餌にハラールに違反したものが入っていないこと、殺すときに、動物を苦しませないこと(絞殺、打殺、堕死などはNG)必ずイスラム教徒がアッラーの御名を唱えて動物の処理を行うこと、などの厳密なルールを守った鶏・牛肉・羊肉ならば食べてもよい。)・魚介類・野菜・果物・きのこ類・自然の飲み物

ハラムフード

豚肉と豚に由来するもの・アルコール(成分が入っている食品もNG)・遺伝子組み換えの野菜



となっています。豚肉が禁止されている理由は、豚は、雑食性の為 寄生虫などに感染しやすく、さまざまな伝染病の危険性がある・繁殖力が高く、豚を食べる人は不浄・色魔になってしまうと思われていることから来ています。

また、特定の団体によって認証された商品に記される ハラールマークというものがあり、そのマークの記されているものは、イスラム教徒の方が安心して口に出来るようになっています。マークは国や土地によって違います。

イスラム教徒が多い国は?

イスラム教徒の多い国
インドネシア
パキスタン
インド
バングラディッシュ
ナイジェリア
エジプト
イラン
トルコ
アフガニスタン
イラク
サウジアラビア
マレーシア

など となっています。欧州では ドイツ、フランスにはそれぞれ約470万人程で、総人口に占める割合は6~7%程度。イギリスには270万人、イタリア220万人、オランダ、スペインにも約100万人のイスラム教徒が居住されいると推測されています。

断食が行われるラマダン月はいつ?

ラマダンとは、断食が行われる月のことをいいます。期間は約1ヶ月間で、イスラム教徒は日の出から日没までの時間 飲食を断ち、神であるアッラーへ感謝を捧げます。

西暦 ラマダン暦 開始日 終了日
2018年 1439年 5月16日 6月14日
2019年 1440年 5月5日 6月3日
2020年 1441年 4月24日 5月23日

ラマダン中に旅行に行き、大変な目に遭った話。


それは、ちょうどラマダンが終わる3日程前の事でした。私と友達はタイからマレーシアに到着し、友達の彼と数日後に合流する予定だったので、彼の到着まで観光を楽しんでいました。

私はバックパッカー宿にステイし、友達は後ほど彼が来るため、ホテルにステイしていました。朝チェックインした時は 私の部屋には誰も滞在しておらず、部屋で自由に水を飲んだりしていました。

2人で外へでて観光していると 街は、ほとんどのお店が閉まっていて 人がとても少なく 「なぜだろう?」と疑問に思っていました。

そして、なぜか道行く人々が友達の事をジロジロと見たり 隠れての写真を撮ったり、女性からは少し嫌そうな顔をされたりしてしまったのです。

私と友達は、訳が分かりませんでしたが、その時 友達はキャミソールに膝上15センチ程の短パンという露出度の高い格好をしていたので「イスラム教徒の国だから露出は極力 控えた方がいいよ!」と忠告しました。

昼過ぎ頃、部屋に戻ると 1人の女性が私と同じ部屋にステイしており、壁に向かって立ったり座ったりと熱心にお祈りしていました。

私は、初めて見る光景にびっくりしましたが、お祈りが終わったようなので 話しかけてみると、彼女はシンガポール人のイスラム教徒で「今はラマダン中だから お祈りのためにマレーシアに来た。」と おっしゃっていました。

お祈りが終わると、彼女はベッドに横になり じっとしていたので「外出しないんですか?」と聞くと、「ラマダン中だから、夜まで断食して じっとしているのよ。」と教えてくれました。

私は 彼女のお祈り中に、暑くて水をガブガブ飲んでしまった事を心から反省し、ラマダンについて知らずに質問してしまった事にも、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

恥ずかしながら、ラマダンの知識がほとんど なかったので、急いで調べてみると ラマダンの事がよくわかりました。 何の計画も立てずにマレーシアに来たので 事前に何も調べていなかった事を反省し、友達にも ラマダン中であることを連絡しました。



翌日、友達は昨日と同じような格好に、大判の薄いスカーフのようなものを羽織ってきました。私は嫌な予感がしました

また、街を観光していると 今度は数人の男の人たちが ニヤニヤして指を指しながら彼女の方を見ていました。私はとても怖くなりました。

そして、英語ではない言葉で 大きい声を出して 彼女の近くを走ったり、驚かせるような行動をしてきました。

その時は、早足で逃げたので大丈夫でしたが イスラム教徒の女性の服装を見れば、露出を控えるのがマナーなのは分かるし、昨日も言ったのに・・・。友達は、きっと外国人だから大丈夫だろう、と そのことについて深刻に考えていないようでした。

その後 服装について調べてみると、イスラム教の一部の間では、男性は 露出をしている女性に敬意を示さず、【キャミソール姿で外を歩くなど、裸で歩いているのと同等だ。そんな女には何をしたって構わない、安い女だ。そもそも女性一人で旅をすること自体 おかしい】と思われてしまうらしく、先日からの 街行く人々の視線や行動が すべて一致しました。

もちろん、すべての方がそのような態度をとるわけではないと思いますが、そういう方がいるのも事実のようです。ましてや、ラマダン中で 皆が禁制している最中なら もってのほかですね。

その後は友達の彼が合流したため なんとか事なきを得ました。

その国の文化を尊重しよう


このことを踏まえて「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように、外国に行くなら、多少なりとも その国の文化を勉強して、その国に対して敬意を払わなければいけないな。と思いました。

完璧にその文化に なじむのは不可能ですが、注意出来ることもたくさんあるはずです。外国人だから観光客だから、と全てを特別扱いするのではなく、その国の文化に寄り添う気持ちと、失礼のないように過ごすのが最低限のマナーとして必要だと個人的には思います。

そのように、一人一人が心がけることで、新しい文化を学び、お互いに楽しい旅にすることが出来るのではないかと思います。

ラマダンが終わると祝福モードに!ラマダンホリデー。

滞在から3日ほど経った日の午後、部屋にいると ドーン・ドーンと大きな音が何度も響き渡りました。

何事かと思い 部屋の外に出てみると、皆がベランダに出て騒いでいたので「これは何なの?!」と質問すると、「ラマダンが終わった祝福の花火だよ!」と教えてくれました。

ついにラマダンが終わったのです。これで、街は賑やかになり観光も出来ます!※一部の場所は ラマダン中も観光出来ました。

やったー!と思い、いろいろな観光地に行こうと予約を試みるも、なんと ほぼ全てのバスや船、ツアーが満席でした。 ラマダンが終わった後は、盛大にお祝いをする為、どこもかしこも予約でいっぱいだったのです。

よく調べないで行くと こういう事になります。一部の地域へは行くことが出来ましたが、ダイビングなども予約でいっぱいで マレーシアを十分に楽しめなかったことが とても残念で、リサーチを怠った自分を呪いました。

以上が、私がラマダン中に体験したお話しになります。今回の事で、反省したことが多々あったので、シェアさせて頂きました。

この経験談が、お役に立てば幸いです。皆さんの旅が、楽しいものとなりますように! 

【関連記事】

↓海外へ行く際は、保険に入ることを強くお勧めします。海外保険は、無料保険を賢く利用しましょう!

【完全保存版】海外渡航で年間26万の保険料を無料にする裏技

過去記事:海外航空券・ホテルを自分で予約する方法!【驚愕】こんな安いの?!

マレーシアのホテル・バックパッカーの予約はこちら→Agoda

マレーシア行きの航空券の最安値予約はこちら→スカイチケット

マレーシアについて調べたい方はこちら→【TripAdvisor】

個人手配が不安な方は、ツアーに参加するのがおススメです→ JTB 
私がこの写真撮影に使っている一眼レフはこちら NIKON D5300

レンタカー最安値はこちら→レンティングカーズ


最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
参考になりましたら、
ぽちっとお願い致します★

にほんブログ村 旅行ブログ バックパッカーへにほんブログ村 旅行ブログ 旅行の豆知識へにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

いつもクリックありがとうございます(*^^*)

error: Content is protected !!