こんにちは!とりっぴ―です。
今回は、私がフィリピンに留学していた時にゴキブリに刺されて入院した、世にもおぞましい話をしようと思います。
覚悟して、お読みください・・・それではどうぞ!
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第一章 呪われた右足の女の子

ということで、私はオーストラリアのワーホリの前に3か月間フィリピン留学に行っていたのですが、ちょうど2か月目の終わりの頃事件は起きました。
友達とお買い物に行った帰り、ドミトリーへ戻る道を歩いていると突然、右足の太もものあたりにチクっとした違和感が・・・。
ん??と思って慌てて振りっ払ったのですが、なにも無かったのでそのままドミトリーへ戻りました。
部屋でゴロゴロしていると 時間とともに、かゆみが増してきたので 「蚊のやつめ!私の血で今日も生き延びたな!感謝したまえ」とフランスの男爵の気分で優雅にココナッツジュースを飲んでいたのですが、そのかゆみ部分は徐々に熱を帯びてきたのでした。
その時の画像がこちら。 グロいのが苦手な方はスキップしてください。
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この時はまだ、「ちょっと痒いし、蚊に刺されたにしては、なんとなく患部が広いな。」程にしか考えておらず、のちにとんでもない悲劇が待ち受けているとは夢にも思わなかったのでした・・・。
次の日、チューター(先生のことをチューターと言います)に、その話をすると「叩きなさい。」と釈由美子の「お行きなさい」ばりのスタンスで、謎のアドバイスをもらったので、なるべく掻かずに、暇さえあればベチンベチンと思いっきり自分の右太ももをひっぱたいておりました。(昔 お行きなさい!で名を馳せた、スカイハイという釈由美子のドラマがありました。気になる人はGoogleで)
しかし、チューター(以下 釈由美子)のアドバイスも むなしく、翌日になるとその部分はさら熱を持ち、痒みもどんどん増していったのでした。
釈由美子にその話をすると、今度は 熱湯をかけたタオルで「蒸しなさい。」とまたもや謎のアドバイスをくれたのでした。
釈由美子の言う事には素直に従おう。スカイ ハイ!!!(気になる人はGoogleで)と素直に 熱湯をかけた、熱々のタオルを絞って幹部に当てていたのですが、それがアダとなりついには 痒みから痛みへ、平地から丘へと 私の右太ももは、華麗に腫れあがり 地獄の入り口に片足を突っ込んでいたのでした・・・。
釈由美子先生ぇぇぇ・・・( ;∀;)
その時の画像がこちら↓さっきよりも格段にグロさが増しています。苦手な方は、どうぞスキップしてください。 ↓↓↓

すこしぼかしをいれてグロさを緩衝させてみました。(企業努力)実際は、もっとグロさ満載でお届けされていました。
とりあえず、様子を見ようと部屋で休んでいると、痛みは徐々に増し、ジンジンとビートを刻み始めました。
ユーロビートから、ヘビメタのヘッドバンキングへと痛みのジャンルが変わった時点で危機感を覚え、この地獄のライブを途中退場するべく事務室に駆け込むと、マネージャーがすぐに救急病院へと車を走らせてくれたのでした。
病院につくと、すぐさま 地元のドクター達が呪われた右足を持つ哀れな少女の元へと群がって来たのでした。
4~5人のドクター達は入れ替わり立ち代わり、私の呪われた右足を消毒をしてみたり、触ってみたり、叩いてみたり。なにやら深刻そうな顔で相談していました・・・
なんか、大丈夫かな・・・フィリピンの病院、怖いよう・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。
そんな私の不安は見事に的中しました。
ドクターの一人が重い口を開き、こう言ったのでした。
「これは、おそらくゴキブリでしょう。もしかしたら中で菌が蔓延しているかもしれないから今すぐ、手術で幹部を切って中の膿をすべて出しましょう。」
えええええええええええええええええ。
絶対に嫌だ!大げさすぎる!
切らなくても、抗生剤でなんとかなるだろう絶対!!!!!!っていうか、ゴキブリって噛むの?!気持ち悪いよー。外国でメスなんか入れたくない!勘弁してくれ!私は、頑なに手術を拒否しました。
すると、ドクターは苦虫を嚙み潰したような顔でこう言いました。
「わかりました。では入院してください。」
えええええええええええええええええ。
絶対に嫌だ!大げさすぎる!part2 (小堺さん)
「抗生物質もらって飲めば大丈夫だよ!!入院なんて大げさだよ!」と必死に訴えるも
ドクターは一向に首を縦に振ってくれず。
仕方なく、私はこの呪われた右足と ともにフィリピンの病院へ入院することになったのでした。
To be continued
次回、 呪われた右足の少女と愉快な仲間たち
お楽しみに!
第二章 呪われた右足の少女と愉快な仲間たち

という事で、フィリピンの病院に入院することを覚悟した私。
「お部屋の準備をしますから、このベッドで寝て待っていてください。」 と看護師さんに言われるままに、処置室のベッドで寝て待っていると、カタカタカタカタ…… と何かが運ばれてくる音が。
「はい、起きてください。」 と看護婦さんが言うので起きてみると、そこには車イスが用意されていたのでした。
???
あたまの中にクエスチョンが浮かぶ私に向かって看護師さんは言いました。「はい、では座ってください。病室へ行きましょう」
???Season2
「私、普通に歩けるので歩きますよ!」というと、看護師さんが言いました。「ダメです。転んだりしたら大変なので座ってください!」
えええええええええええ・・・
転ばないだろww 病室への道は泥沼でもなければ、険しい岩山でもありません。ただの白い廊下です。(その距離50メートル。)
ちょっと、いくらなんでも大げさすぎやしないかい?あたしゃ、女王様でも何でもない、ただの呪われた右足を持つ少女だよー。右足の腫れてる所が痛いだけで、あとは何にも問題ないのにーーー。
そんな思いも届かず、看護婦さん(以下 ミセス心配性)は私を車イスへ乗せ、たった50メートルの廊下を慎重に押し進めたのでした。
そして、病室に着き 目にした光景は・・・
こ、個室だ・・・。
個室・・・そんなに至れり尽くせりな待遇しなくていいのに・・・
まさか どうにかして
医療費をボッタクろうとしてるのかな・・・。
そんな一抹の不安が頭をよぎったのでした。
いやいや、違う。ミセス心配性やドクターたちはこの呪われた右足を治すために、一生懸命手を施してくれてるんだ。
ここは、感謝しなければいけなんだ。と、フィリピンの医療現場を疑った、自分の腐った心を呪い、早く治るように祈りを込めつつ、入院生活をスタートさせたのでした。
治療の方はというと、呪われた患部への治療は特に行わず身体の内側から呪いを消す作戦のようで抗生物質を点滴から入れる処置をしてもらったのでした。
「腫れと痛みが治まれば退院できます。」と言うミセス心配性の言葉を信じ、病院では、それはそれは退屈な時間を過ごしました。
まさか入院と言われるとは夢にも思わなかったので暇つぶしの用意を何もしてこなかったのです。授業も出られないし、インターネットを使うにも1時間ごとにチケットを買わなきゃ使えないし・・・たしか値段は1時間で150円とかだった気がします。
とにかく すごく暇な時間を過ごしたのでした。
こちらは私の病室で見守って下さっていたイエス様。
私はキリスト教になじみがなかったので、寝るときに このイエス様がずっと頭上にいらっしゃって、それはそれは怖かったのを覚えております。(悪気はないのです。なじみが無かったもので・・・怖がってごめんなさい。)
翌日になると、びっくりするくらい腫れが引き、色もかなり肌の色に近づいていました。現代の医療凄すぎ。
よかったー!これでやっと帰れる!と浮かれているとドクターが部屋に回診に来たので「何時に帰れますか?」と聞くとドクターはこう言ったのでした。
「もう一日、入院して様子をみましょう」
おいおい、嘘だろ。 ここの愉快仲間たちは どんだけ心配性だよ!
もう、大丈夫だって!熱も帯びてないし痛みもないんだから後は抗生物質飲めば治るよ!そんな気持ちを込めて今日帰らせてほしい旨を懸命にドクター(以下 ミスター心配性)に伝えるも思いは届かず★☆★
もう一泊入院することになったのでした。
私は、ミスター心配性に少々イラつきながらも、同時に国民健康保険の使えないこの国で、個室に3日も入院して至れり尽くせりな待遇をされているという事実に恐怖を覚え医療費のことが、とても気がかりになっていったのでした。
To be continued
次回、最終章 呪われた右足の代償
お楽しみに!
最終章 呪われた右足の代償

翌日になり、ミスター・ミセス心配性コンビが回診に来ました。
回診の結果 私の右足の呪いは、だいぶ薄くなっており綺麗に消えかかっているとのことで、ようやく無事に退院のお許しを頂けたのでした。
いろいろと書類に記入し終えたころで、ミセス心配性が「これが請求書なので 受付で支払ってきたら退院になります。」と 請求書を渡してきました。
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私は請求書に目を通し終え、自分の右足を もう一度、別の意味で呪いました。
たった3日の入院で掛かった費用は
日本円にして 66,316円。
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仕方ありませんね。必死に呪いを解いてもらったからには、それなりの代償が必要なんです。
文句を言うのはお門違いってもんです。
(;´д`)トホホ
幸いなことに、私は海外保険に無料で加入していたので保険料は全額、損害保険で賄うことが出来ました。詳しくはこちら→過去記事:ワーホリ・留学で1年間26万円する保険料を無料にする最強クレカ
こちらが、実際に受け取った保険料。
こういうことがたくさんあるので、留学やワーホリ、海外旅行に行く時には保険に入ることを強くお勧めします(^^;)
そして いざ退院となり荷物をまとめ、病室を出ようとすると、入口の横にはあの懐かしき車イスが。ミセス心配性は、迷わずこう言いました。 「はい、乗ってください」
さすがに私も、爆笑しました。 「いや、もう乗らなくていいです。歩けます。元気です。」
私が歩こうとするも、ミセス心配性は頑なに私を歩かせようとしません。「決まりですから。乗ってください。」と。
私は、過去から学びました。抵抗しても無駄だ。と。そしてまた車イスへと乗り込み、病院の出口まで運ばれていったのでした。
こうして、私の呪われた右足は無事、呪いから解き放たれ3日間で6万越えという高い代償を支払い幕を閉じたのでした。
完
みなさんも、海外に出たら一寸先は闇。何が起こるは誰にも予想できないのです。
無料保険でも十分 手厚い保険が受け取れますので 他人事と考えずしっかりと準備して、
後悔のない、楽しい海外生活を送ってくださいね(*^^*)
海外渡航時に、財布と指輪を盗まれたり、食中毒で通院したり・ゴキブリに刺されて入院し、3日で7万円の入院費を支払ったりと散々な目に遭ってきた私が、
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