ワーホリ生活

オーストラリアに独立国家?!ハットリバー王国の行き方など徹底調査

こんにちは、とりっぴ―です!
今回は、私がオーストラリアのワーホリ中に 友達と行ったロードトリップの中で、とても面白い場所を見つけたので そちらを皆さんとシェアしたいと思います。
きっと冒険好きな あなたも行きたくなる事 間違いなし★
それではどうぞ(^^)/

オーストラリアの中にある独立国家 Hutt River とは?

ハットリバーは西オーストラリアのパースから北へ500km程の場所にある独立国家です。
オーストラリアに独立国家なんてあったんだ!知らなかった!と思ったあなた、、、ご名答です!!
実は、このハットリバー、国王が勝手に「ここはオーストラリアではない、ハットリバー公国だ。」と主張しているだけなのです。
簡単に言えば 自称 ハットリバー公国なのです。



 引用:goo辞書


大事なことなので「真偽はともかく」に赤線を引かせていただきました(笑)  そう、ハットリバー王国は決してオーストラリアから認められているわけではないのです。
なんだか、話を聞くだけで とっても好奇心をそそられますよね。冒険好きなら黙ってないです。
私もこの情報を嗅ぎ付け、ここに行かずして、オーストラリアを語れない!(ん?) と速攻 ハットリバー王国に行くべき冒険家たちを集い、ハットリバー王国に入国すべく、ロードトリップに出かけたのです。

Hutt River 公国の歴史

↑ 故 シャーリー王妃と ケースリー王子。

1969年10月、西オーストラリア州政府が小麦の販売量割当を決定した際、ケースリー(後のハットリバー国王)の農場に割り当てられた販売量が十分なものではなかったため、他の5つの農場と連携し政策に反対し、西オーストラリア州に法案撤回の請願書を提出しました。
しかし、請願書は無視され、さらに州政府が地方の農地を取り返す権利を認める法案の審議が進められたため、ケースリーは「経済・土地が奪われる危機に瀕した際には分離独立することが出来る」という国際法の規定に基づき独立の準備を進めたそうです。

ケースリーは「販売量割当の修正または52万(約2億円)オーストラリア ドルの補償金が支払われない場合、オーストラリアから独立する」と西オーストラリア州政府に最後通告するが、これに対する返答が得られなかったため、1970年4月21日に自身が所有する75平方キロメートルの土地を「ハット・リバー公国」としてオーストラリアからの独立を宣言しました。
ケースリーの独立宣言に対し、オーストラリア総督は「西オーストラリア州憲法に関する問題には連邦政府は介入出来ない」と発言し、西オーストラリア州政府は連邦政府が介入しない限りハット・リバーへの対応を行わないと決定しました。
オーストラリア首相のウィリアム・マクマホンは「領土侵害」として訴追するとしたが、ケースリーは「国際条約に基いた独立」と反論し、オーストラリアの方針を無視して小麦を売り続けたそうです
1976年、オーストラリア郵便局はハット・リバーの郵便物の処理を拒否すると通告します。さらに、オーストラリア歳入庁がケースリーに対し納税を要求したことを受け、1977年12月2日にケースリーはオーストラリアへの宣戦を布告しましたが、数日後には停戦を宣言しています。
要約すると↓

西オーストラリア政府「小麦の販売を制限します 」
ケースリー「ふざけんな!販売量を見直すか 2億円よこせ!よこさないなら独立宣言だ!」
西オーストラリア政府  「無視」
ケースリー「 よっしゃ、タイマンだ!これからこの場所は ハットリバー公国だからな!YO ! CHECK IT OUT!  小麦も今まで通り売ってやるから yo!」
西オーストラリア政府「この国の郵便物の処理を拒否する。納税もしなさい。」
ケースリー「オッケー!じゃあ戦争だ! yeah What’u up Man ! 」
数日後・・・   ケースリー「今日の所は 戦争は止めといてやるよ!YOLO !」
西オーストラリア政府:「・・・・・。」
1970年 ハットリバー公国 独立
こんな感じで、政府からの小麦の販売を制限され、生きていくために 国と戦ったひとりの男の壮絶なドラマがあったのでした。

2000年、独立30周年に際し、息子のイアン・ジョージ首相はオーストラリアの週刊誌からの取材で「父が亡くなった後も、その意志を受け継いでいく」とコメントし、ハット・リバーの存続を宣言したそうです。
↓写真は、ハットリバー公国 離脱碑

役職については 妻シャーリー公妃(2013年死去)が海外のマスコミの取材や観光客の歓待を担当し、長男イアン・ジョージ公太子が首相・経済開発大臣・郵政大臣として小麦などの農産物の生産・輸出を担当しています。この他、次男アーサー・ウェイン公子が外務大臣、三男レオナード・リチャード公子が財務大臣、四男グレアム・アーネスト公子が教育大臣・国立大学学長を担当しています。

また、国民は親族をあわせて総勢23人程ですが、ケースリーは「世界中に1万4,000人の国民が存在している」と主張しており、ケースリーを最高司令官とするハット・リバー国防軍を保有し、国民は軍事委員会に名簿登録されています。

主要産業は小麦・ワイルドフラワー・切手・貨幣の輸出。主な資源として観光があり、海外から年間約4万人がハット・リバーを訪れています。

オーストラリア歳入庁はハット・リバーの住民を「オーストラリア非居住者」として扱っているため、ハット・リバー内で得た所得についてはオーストラリアへの納税が免除されているとのこと。
ハットリバー王国に入国する際、観光客にはビザ代として 4 Aus$(約320円)の支払いが義務付けられていますから、それだけで年間1千280万円もの収入が 納税無しでガッポリ入ってくるわけです。
お土産などを合わせたら、その額は・・・ものすごいビジネスですね(笑) オーストラリアにもタックスヘイブンがあったなんて・・・ハットリバー公国の国民になるメリットがあるかも?!!(笑)
また、隣接するノーサンプトン地区政府には、友好のため農産物などを「贈り物」として毎年進呈しているようで、国交は良好のようです(笑)
↓公用車も ちゃんとあります。 ものすごい高級車だとか。2台あり、特別に乗らせてもらいました。

オーストラリア政府はハット・リバーの独立を認めていませんが、西オーストラリア州政府は1972年4月21日に、ハット・リバーを事実上の自治州と規定しています。これもすごいですね。
そして、オーストラリア国立博物館には「オーストラリア内の分離」に関する展示がされており、その中でハット・リバーは「オーストラリアからの分離に成功した例」として紹介されているようです
一部Wikipedia引用


ハットリバー公国の国旗
国の標語:Dum spiro spero(ラテン語 : 息をする限り、希望を持つ

国家It’s a hard land
 

It’s a hard land but it’s our own land  大変な土地だけど、私たちの土地

Built with love and dedication  愛と共に献身して建てられた

Self assured is our small nation 誇りある私たちの小さな国

One man’s dream of independence 独立を夢見た男がいた

God bless the Prince of Hutt River Province 神はハットリバー国王を祝福するだろう

God bless the man whose dream has come true 夢を現実させた男を祝福しよう

God bless this land where dreams can come true 夢を現実にできるこの国を神は祝福するだろう

God bless the Prince of Hutt River Province 神はハットリバー国王を祝福するだろう

God bless the man whose dream has come true 夢を現実させた男を祝福しよう

God bless this land where dreams can come true 夢を現実にできるこの国を神は祝福するだろう

こうやって、歴史を詳しく紐解いて行くと、そこにある先住の強い思いが ヒシヒシと伝わってきますね。
勝手に独立を宣言したヘンテコな国” だと思っていましたが、あたりには何もない 壮大な厳しい土地で生活をしていく為の苦節があったのでしょう。
国の標語にもあるように ”息をする限り、希望を持つ” この言葉と共に自分の家族を守るために国と戦った一人の男。
なんだか、すごく かっこいいです。情熱大陸で特集やってたら、見入っちゃうやつです。

Hutt River 入国の流れと観光の仕方

ハットリバー王国に行ったら出来ることをまとめてみました。

「ハットリバー王国で僕と握手!」(後楽園ゆうえんちで僕と握手!ってCM 昔あったな~)


国王と一緒に写真を撮ることが許されています。非常に光栄です。

②入国審査を通過しよう。※ビザ代 4AUS$

もちろん入国ですのでパスポートにハンコを押してもらえます。このハンコ、ハットリバー国内では有効ですが、オーストラリアの税関では、呆れ顔で見られるようです(笑)

③敷地内の教会でお祈りしよう。国王自ら、案内してくださいます。

④切手とレターを購入・手紙を書いてハットリバー王国から郵送しよう!

なんと ここのポストに投函すれば、通常通り郵送できます。すごい!いい記念になりますね。

⑤充実したラインナップから お土産を買おう!

こんな感じで、ハットリバー王国には記念硬貨や、ハットリバー王国で使用できる貨幣が販売されています。
私も購入しました!国王が印刷されています。触った感じ、ただの紙です。(笑)
 

⑥署名をして、あなたも国民の一員に!

もしあなたが国民になりたければ、国王様の前で署名をするだけです。その手順は非常にシンプルで合理的です。実は私も、ハットリバー王国の国民です。

こんな感じで、ハットリバー国内を 王様自ら案内してくれます。国の歴史などを、いろいろと説明してくれて、とても優しく 気さくな方でした(*´▽`*)

Hutt River の行き方・費用


ハットリバー王国の入国可能時間は9AM-4PMです。キャンパー・バン WELCOME だそうです。看板にはそれしか書いてないので、毎日入国できるようです。

ハットリバーへは、車でしか行くことが出来ません。パースから 5時間半ほどで行けます。
車がある人は自家用車で行けますが、途中の道が結構な岩道や、ぬかるみだったので、しっかりと整備された4DW車などで行った方がいいです。
携帯の電波も入らないくらい何も無い場所なので もし何かあって車が故障してしまったら、重大な事故になり兼ねません。オーストラリアは非常に広大なので、他の車が来なければ助からないでしょう
↓こんな感じで、この岩道が永遠と続きます。見渡す限り平野です。

ロードトリップに行く際は、高くてもしっかりした車をレンタルして行くことを本気でお勧めします。
一度、ぬかるみに ハマり大変なことになりかけましたが何とか脱出できました。
↓これは私がレンタルした車です。8人乗りなので皆でシェアすれば安いです。

日本からも予約できる最安値レンタカーはこちら→レンティングカーズ
私はこちらでレントしました。現地払いOK,キャンセル料無料で現地の最安値が検索できるのでかなりいいです。カーナビに住所を入れれば迷うこともないです。
Hutt River 公国 ←公式HPにマップ・住所が乗っているのでダウンロードしておきましょう。

【まとめ】Hutt River は冒険者にはたまらない夢の国

こんな感じで、ハットリバーは、国と戦った勇敢な一人の男の生きざまを見ることが出来るすごく素敵な場所でした。
とくに、パスポートにハンコを押してもらえるというイベントが興奮度★5 な訳で、好奇心旺盛な冒険家にはたまらないです。
日本からの観光客も多く、ハットリバーにちなんで忍者ハットリくんのグッズを貰ったそうです。
皆さんも、ぜひパースに行った際はレンタカ―を利用してハットリバーへ行ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに、私はこの後 ガソリンスタンドで財布と指輪を盗まれました(泣)詳しくはこちらでお話ししています→【完全保存版】ワーホリ・留学で年間26万の保険料を無料にする裏技
みなさんも海外渡航の際には保険は絶対に付けた方がいいですよ(:_;)
西オーストラリアについて調べたい方はこちら→【TripAdvisor】
個人手配は不安という方は日本で申し込むツアーより格安な現地ツアーで。→【VELTRA】
ホテル・バックパッカーの予約はこちら→【Booking.com】  
航空券の最安値予約はこちら→スカイチケット
予約手順はこちらで→過去記事:海外航空券・ホテルを自分で予約する方法!【驚愕】こんな安いの?!
日本からも予約できる最安値レンタカーは→レンティングカーズ

error: Content is protected !!